部情報 |
物理研究部についての説明です。
- 部名 物理研究部(通称 物理部)
- 部費 年6000円(中1は5500円)
- 部員数 31名(2003年4月現在)
- 活動内容 プログラミング、電子工作
- 活動曜日 月・水・木・土(授業終了時〜17:30(中1の1学期のうちは16:30まで)
- 活動場所 3号館(理科棟)3階物理実験室
- 活動形態 長期休暇中(夏休み、冬休み、春休み)にも活動あり
- 中2から夏休みに合宿
- 中学生・高校生合同で活動
- 仮入部方法 特に何も必要ありません。物理実験室にきていただくだけで結構です
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物理部の紹介 |
「化学部という部はよく聞くけれど、物理部という部は聞いたことがない。」
「物理部といえば、物理の実験をしたりするんじゃないの?」
興風祭(文化祭)で我々がよく聞く言葉です。確かに「化学部」という部はよく耳にしますが「物理部」という部はあまりありません。またあったとしても、振り子やボールの衝突などの実験を想像する方も多いでしょう。ここのサイトを見ている方も珍しがっているのではないのでしょうか?我々「物理研究部」では現在プログラミングや電子工作などの創作活動を行っています。つまりこの「物理研究部」はいわゆるパソコン部と電子工作部が合体した非常に珍しい部なのです。
このメリットは、パソコンと電子工作が合わさることでコンピューターによる電気製品の制御や、マイコンロボットをプログラミングによって操作したりなど可能性を無限大へ広げることが出来ます。
普段の活動の他に、中学生と高校生が合同で行う夏の合宿があり(合宿は中2からです)、プログラミング講習や時計などの精密機械製作など、様々な活動・研究をしています。現在、大会に作品を出展してみることも目標としています。
この部の他のどの部にも劣らない最大の特徴はなんと言っても活動の自由度です。この部ではどの学年も「研究者」としては同じに扱っていますので、上下関係に必要以上に縛られることなく、先輩が後輩にアドバイスするのは当然ですが、ときには後輩が先輩にアドバイスすることもあります。つまり、隔たりなく先輩と会話でき、意見交換ができます。また、プログラミングや電子工作も、知識を深めれば深めるほどに様々な活動ができます。お互いが協力しあえば可能性は無限に広がるのです。「やりたい!」と思えば何でもできる。そしてその気持ちに全力で応える仲間がいる。それがこの部のいいところです。
この部では、少しの興味さえあれば何の才能も必要とされません。我々部員も、入部時には知識などありませんでした。パソコンに詳しくなくても、どんなに不器用でも構いません。それを中学・高校の6年間で知識・技術を磨き、研究していく。それが我が部「物理研究部」なのです。
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全体 |
活動内容は基本的に自由です。部活の出席も自由です。深く研究したり、軽い趣味として利用するに留めるかは自由です。部としては全力であなたに選択肢を提供したり研究をサポートしたりします。
部の雰囲気はとても明るく楽しいです。先輩もとても優しいのですぐ部に慣れると思います。上下関係も運動部ではないのであまり厳しくないので、先輩の人たちと雑談したりするなど結構まったりしています。中1でも楽に活動できます。
物理研究部では中1から実際にパソコンや半田ごてに触れ、作品を作っています。運動部のような中1だからまともな活動ができない、という事はありません。普段の活動では部の書籍などを読んで知識を増やしたり、作品を作ったりしています。作った作品は4月に行われるクラブデモンストレーションと、9月に行われる興風祭(文化祭)で展示します。現在では、作品を作る前によりよく効率的に作るために、簡単な企画書を書き、周りと意見交換します。そして、デモストや興風祭など一般向けに展示するときにアンケートを取り、自分の作品の改良などに勤めたりもしています。
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プログラミング |
物理研究部においてプログラム(パソコンへの命令の集まり)を打ち、主にゲームを作っているグループです。
プログラミング言語(パソコンと人間が会話しあうための言語)を学び、実際にパソコンを使いプログラムを打ち、作品を作っています。
ちなみに現在は次のような言語で創作活動を行っています。
- BASIC(ゲームの製作)
- HSP(ゲームの製作)
- FLASH(アニメーションなどの作成)
- HTML(ホームページの作成)
一番上にあるBASICという言語は最も簡単で習得しやすいプログラミング言語で主に中1の部員が使っています。物理研究部が作成した冊子を教科書に学びます。分からないところは先輩に聞くなどして知識を深めていきます。なおこの「BASIC」という言語を学ぶ際は部のパソコンを使うので、ご自身でパソコンを用意する必要はありません。そして実際にプログラムを作ってみます。初めのうちは数行のものから慣れていき、興風祭などで数百行(がんばってる人は数千行)に渡るゲームを作って展示します。
この「BASIC」でだいたいのコツを学んだら、今度は自分のノートパソコンを購入するなどして他のプログラム言語を学んでいきます。プログラミングは一見難しそうに見えますが、結構おもしろいものです。
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電子工作 |
電子工作と聞くと、聞いただけで難しそうとか凄いですねーと言う人が多いようです。確かに難しいところもありますが、出来た時の素晴らしさに比べればたいしたものではありません。一言に電子工作と言っても、身近にある電気製品を作ることもそうだし、ただ単にライトを作るというだけでも一応電子工作です。それに、ただライトを作るということだけでも、自分で創ることにより、いろんな工夫ができるんです。例えば……
- 電力の少ないライトを使うことで、長持ちするものを作る。
- 電池などを強力なものにして明るさを増やす。
- 暗くなると自動的に点灯するライトを作る。
- 七色に光り輝く(七色は難しいけど、三色灯を使えば三色ぐらいは簡単)
この電子工作をする上で大切なことは、継続です。電子工作は、その難しさと部品揃えが大変であることから挫折する人が多いのですが(私も、現在の後輩にも言えること)、長くやっていれば、その経験を生かして素晴らしい物が作れるようになります。プログラミングとの一番の違いは、その活動の世界がディスプレイの中にとどまらないということと、より大きな達成感を得られることです。
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